チーム開発の醍醐味を感じた!LINE Smart City ハッカソンに参加した話。
皆さんこんばんは。管理人のPaZooです。
最近一気に寒くなりましたね。。体調管理には十分に気を付けましょう。
さて、今回のブログテーマはLINESmartCityハッカソンに参加させていただきましたのでイベントレポートを書いていきます!
LINESmartCityハッカソンとは?
LINE Fukuokaは福岡市と連携し、LINEの技術を使ったスマートシティの実現を目指しています。
福岡市粗大ごみ受付窓口チャットボットや傘シェアサービスのアイカサ等、多くのプロジェクトが既にローンチされています。
今回、それらに続く新たなスマートシティ実現のための新規サービスの創出のためハッカソンが開催される運びとなりました。
ハッカソン:エンジニアやデザイナーがその場でチームを組み、一定の時間内でソフトウェア開発を行うイベント。
ハッカソンのお題
LINEFukuokaより提示された課題を軸に、各自でアイデアを出し合いました。
- 観光客が福岡をより楽しめるようになるサービス
- 福岡名物の屋台を便利にするようなサービス
- スポーツ観戦がより楽しくなるようなサービス
- 子育てがより便利になるサービス
- 街のクリーンアップに役立つサービス
実際の様子
開発スタート!#LINEPF pic.twitter.com/uvcsDdtSsy
— がおまる@LINE API Expert (@gaomar) October 26, 2019
リッチメッセージ送れるMessagingAPI使おうぜ!
— ゆっきa.k.a青髪 (@yucky_sun) October 26, 2019
#linepf
★がたくさんついた方と、どうしても作りたい方のプレゼンです!#LINEPF pic.twitter.com/Z65bhjVO8T
— がおまる@LINE API Expert (@gaomar) October 26, 2019
ほっともっとデプロイだん#LINEPF pic.twitter.com/KpuTFYENiC
— ゆっきa.k.a青髪 (@yucky_sun) October 27, 2019
おにぎりを狙うドローン #LINEPF pic.twitter.com/wElqBqgz15
— Yamada3 (@keropiyo_) October 27, 2019
で、何作ったの?
課題に出されていた『街のクリーンアップに役立つサービス』に着目しました。
今回、私たちが作ったものは『Cleanman』というサービスとサービスの窓口となるbotを作成しました。
サービスの概要
ゴミ箱マップサービス『Cleanman』は、町をもっと綺麗に保つためのサービスです。
ゴミを拾ってポイントに交換する仕組みで、ゴミ箱にビーコンをつけておき近付いたら有効化にして拾ってくれた人に拾ったゴミの分だけポイントを付与します。
今回は、お祭り終わりなどのゴミにスコープを当ててみました。
お祭り後のゴミはゴミ箱周りに溢れてしまっている光景をよく見かけますが、その原因として「会場マップからゴミ箱がどこにあるか分からない」ということであるというところに着目しました。
フローとしては、イベント名を発言したらスクレイピングした情報からイベント情報を取得し、さらにユーザーの位置情報を取得してゴミ箱マップを表示させるようにしました。
《LINE友達トーク画像》
このBotには以下の機能を持たせています。
イベント名を発言したら開催場所の位置情報を返却するのはWebスクレイピングで、ウォーカープラスなどのイベント情報まとめサイトから取得して応答が返せるようにしたかったのですがデモ用なのでそこまで実装することができませんでした。。
《技術の小噺》
イベント情報をスクレイピングしてBot化する実装方法については、既に記事としてあるので以下のURLをご覧ください。
位置情報を取得する方法については、GASで実装しているのでGithubをご覧ください。
トーク下部に固定表示させているリッチメニュー については、以下よりご確認ください。
開発で苦労したところと反省点など
今回で一番苦労したところは「チーム開発」でした。
チーム編成としては、エンジニア4名・デザイナー1名とバランスが良い編成でした。
エンジニア4名の中で、実装は私ともう一人が担当となり2名が技術面として動き、他2名は資料や企画を担当し、デザイナーの方はデザイン全般をお任せしました。
今回の開発で苦労した部分がチーム開発と挙げている理由として、実装についてはネットにいくらでも掲載されているので修正しながらできるのですが他のメンバーと調整しながら進めていくことが何よりも重要なのでそこが少々うまく出来なかったな、と反省しています。
自身に余裕がない状態だと企画や資料などを任せっきりにしてしまい、申し訳なかったです。。。
反省点としてはチームにあまり貢献できなかったな、と思いました。
というのも、私は技術担当だったので「どうすれば工数をかけずに実装できるか?」ばかりに着目してしまい、企画や資料作成などは全てメンバーに任せっきりにしてしまいました。。
しかし、技術選定できちんとメンバーに対して工数などを伝え、それらを加味してくれたところが開発を行っていて非常に経験になったと思いました。
他の人たちのまとめをまとめてみた。
▼参加者さんのイベントレポート
▼Togetter
他の方が考えたサービスも非常に面白かったですよ!!
まとめ
以上、LINESmartCityハッカソンのイベントレポートでした!
今回イベントは二日間に渡り開催されました。中には、夜通し開発している人もちらほらいらっしゃったので達成度は非常に高かったです。この二日間、非常に大変だったかと思います。参加者も運営の皆さんもお疲れ様でした。
エンジニアとして更なるレベルアップを目指してハッカソンに参加しましたが、自身の予想を遥かに上回るほどの経験値を得ることが出来ました。
非常に面白く、また刺激となりこれからも頑張らねば!と感じました!
今後も福岡のエンジニアがチャレンジできるような機会をいただけると嬉しいです!!
それでは、今回はこの辺で。